大種牡馬 高松宮記念 サンデーサイレンスの買い目
bakhtin19880823.hatenablog.com
トニービン「皆さんにお詫びしなければならないことがあります。
サンデーサイレンスの軸馬選びがまだ終わっていません」
サンデーサイレンス「うーん、軸馬はやっぱり俺様の父系から選びたいな~」
トニービン「そう言い続けて何十時間経ったと思ってるんだ!!
(;´Д`)」
サンデーサイレンス「あれ、ほかの予想する奴は」
トニービン「おれが費用を自腹で払って、観光に行っていただきましたが💢💢」
トニービン「知らん!」
サンデーサイレンス「やっぱり、戦績が安定しているナックビーナスの嬢ちゃんから行こう」
トニービン「はやくマークシート塗ってc(`Д´と⌒c)つ彡」
サンデーサイレンス「まぁまぁ、急がんでも。
ここがどこだと思ってんのw」
高松宮記念・サンデーサイレンスのフォーカス
- 3連複軸1頭ながし:7-4,5,6,8,11,12、13,15,16,17 (45点)
サンデーサイレンス「あれろお~ あれろお~」
ブログの中の人の予想
◯ファインニードル
△1,10,16,17
引退競走馬雑考:「キタサンブラック」(~菊花賞まで)
父 ブラックタイド
母 シュガーハート
母父 サクラバクシンオー
20戦12勝
初めてキタサンブラックを認知したのは スプリングステークス勝ちのとき 新馬の鞍上だった後藤が死んだ その衝撃もさめやらぬ中の中山開催だった リアルスティールが ものすごい脚で追い込んで2着だった ぼくはリアルスティールがG1馬になることを確信した しかし勝ち馬が キタサンブラックが ここまで強くなるとは思いもしなかった
皐月賞
皐月賞は現地で観た ぼくの本命はなんとスピリッツミノルだった まあそれはよいとして 弥生賞馬サトノクラウンが1番人気 ただ人気は割れ気味 リアルスティール2番人気 セントポーリア賞の圧勝劇を観て「これはダービー馬だ!!」と直感したドゥラメンテは 共同通信杯でリアルスティールに不甲斐なく負けており3番人気
キタサンブラックは4番人気だった
レース 直線でリアルスティールが抜け出し先頭 「決まったか」と思われたところに ドゥラメンテの豪脚炸裂 共同通信杯の負けが いわゆる”迷彩”になったような強さ セントポーリアの圧勝は伊達ではなかったのだ しかし後のまつりだ ぼくの本命スピリッツミノルはスタート後の直線で終わっていた
1番人気サトノクラウンが飛び 3番人気→2番人気→4番人気で決着 ▲◯△といったところだろうか キタサンは地味に馬券に絡んでいたが ドゥラメンテのインパクトと福永の”負け運”がクローズアップされるような皐月賞 ほんとうに地味な3着 (ついでに言えばこのレースでキタサンの鞍上だった浜中も 今ほど有名じゃなかったように思う)
日本ダービー
オルフェーヴルでも二桁着順が2回あるのだから キタサンブラックのダービー14着も不思議ではない たしかに 人気も6番人気だったし とうぜん 皐月賞を観てしまったら 人気はドゥラメンテの一本かぶり キタサンはたしかに6番人気にすぎなかった けれど ほんとうにダービー14着は 不思議ではない のだろうか? 答えは風の中 まぁ 皐月賞からの流れからすると ヒモで買っても 軸で買うという発想は 極端にすぎる という印象 それが当時のキタサンの立ち位置だったと振り返る
ちなみにぼくの本命はスピリッツミノルだった
セントライト記念
さて 夏を越した セントライト記念 菊花賞トライアル 神戸新聞杯と比べると 格落ちの印象ではある この年は ダービー2着のサトノラーゼンが出てきて 人気の中心だった
以下
という人気順 キタサンブラックは6番人気にすぎなかった ロッカフェスタよりも人気していなかったのだ 全兄のロッカヴェラーノをオルフェーヴルの皐月賞で買ったなあ とか そういう感慨はあるが この程度の馬がキタサンブラックより人気していたのだ
で キタサンブラックが勝って キタサンより人気が上だった馬は 全部沈んだ
菊花賞
で 菊花賞を勝つわけだが 母父うんぬん距離適性うんぬんは 他のかたにまかせよう 面白いレースだったよね リアルスティールが一旦先頭だったはずだ その内からキタサンブラックが差してきた リアルスティールは帽子の色が緑 キタサンブラックの帽子の色は黒 たしかに枠順がよい 内枠だったのが強調材料でキタサンから買って当てた人も多いはずだ 以後この馬は幾度となく内寄りの枠番を引くのだが 枠順関係なしに見応えがあるゴール前だったと思う リアルスティールは 神戸新聞杯でリアファルに負けて 1番人気をリアファルに譲っていた それでも 菊の大輪をスティールする と思われた刹那 ゴール寸前でスティールされてしまった リアルはフィクションより奇なり なのか? しかも 冒頭で述べた ぼくの「リアルスティールがG1馬になる」という確信は 当たってしまった ただし鞍上ムーアで
大種牡馬 高松宮記念 下調べ
父がサンデーサイレンス系(五十音順)
母父がSS系
父がミスタープロスペクター系
母父がミスプロ系
- キングハート
父がノーザンダンサー系
母父がノーザンダンサー系
父がカロ系
父がヘイロー系
- ラインミーティア
母父がロベルト系
- ダイアナヘイロー
母父がヘイロー系
- ナックビーナス
- レーヌミノル
母父がナスルーラ系
- セイウンコウセイ(ボールドルーラー系)
- ファインニードル(ミルリーフ系)
母父トニービン
- ラインスピリット
トニービン(今回も雑用)「あぁ……疲れた(# ゚Д゚)」
サンデーサイレンス「今回はおれの一族がやけに多いなあ。
迷っちゃうよ」
トニービン「たくさん一族が出走してるだけいいだろ!(# ゚Д゚)」
各大種牡馬のフォーカスは枠順確定後に!!
大種牡馬 船橋競馬
きょうの1レース~4レースの勝ち馬
サンデーサイレンス「3Rと4Rはヘイロー系の馬が勝ったし……実質おれさまの勝ちみたいなもんだな!!」
『○(#゚Д゚)=( #)≡○)Д`)・∴'.ゴゴッ』
サンデーサイレンス「誰だおれさまをぶん殴った奴は!!
噛み付くゾ💢」
タイキシャトル「適当なことを言わないでください!」
タイキシャトル「『渦中の』は要らないと思います!」
サンデーサイレンス「きみ、リーディング成績、階段を転げ落ちるように下がってない?」
タイキシャトル「適当な例えだな!(#゚Д゚)」
タイキシャトル「ぼくの今後はともかく、メイショウボーラー(4R勝ち馬の父)はぼくの子どもだから当然として、ロージズインメイ(3R勝ち馬の父)も、おとうさまの一族なんですから」
サンデーサイレンス「おまえの親父誰だっけ」
・タイキシャトルは、ドサッ! と黒いカバンを地面に置いた
サンデーサイレンス「これはなんのまねだ」
タイキシャトル「開けてみたらどうですか」
サンデーサイレンス「おお! ニンジンがたくさん入っているかもな」
『パカッ』
ゴゴゴゴゴ……
サンデーサイレンス「えっなにこわい(゜o゜; なんかどす黒い雨雲みたいな煙が……」
タイキシャトル「フフフフフ……( ̄ー ̄)ニヤリ」
サンデーサイレンス「おいタイキシャトルなんかおまえ緒方◯美みたいな声になってないか!?」
サンデーサイレンス「( ゚Д゚)ハァ?」
タイキシャトル「闇のゲーム! それと罰ゲーム!!」
サンデーサイレンス「なにわけのわからんこと言って…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
サンデーサイレンス「ウワァー」
ーーこうしてSSは『デヴィルズバッグ』の中に取り込まれていった
(byタイキシャトル)
ウオッカが出走した東京競馬場で施行されたG1でウオッカと戦った馬たちの種牡馬成績
アサクサキングス(東京優駿でウオッカの2着)
- 代表的な現役産駒:キーグラウンド(中央4勝)
アドマイヤオーラ(東京優駿でウオッカの3着)
- 代表産駒:クロスクリーガー(兵庫チャンピオンシップ、レパードステークス、ジャパンダートダービー2着)/ノボバカラ(カペラステークス、プロキオンステークス、かきつばた記念、マイルチャンピオンシップ南部杯2着、現役)
アドマイヤムーン(2007年ジャパンカップ優勝)
- 代表的な現役産駒:セイウンコウセイ(高松宮記念)/ファインニードル(セントウルステークス、シルクロードステークス)/ブラックムーン(京都金杯)
メイショウサムソン(2007年ジャパンカップ3着)
- 代表的な現役産駒:デンコウアンジュ(アルテミスステークス、ヴィクトリアマイル2着)/ルミナスウォリアー(函館記念)/フロンテアクイーン(中央重賞2着3回)
ディープスカイ(2008年天皇賞・秋3着など)
- 代表的な現役産駒:クリンチャー(京都記念、菊花賞2着)/キョウエイギア(ジャパンダートダービー)/サウンドスカイ(全日本2歳優駿、兵庫ジュニアグランプリ)
スクリーンヒーロー(2008年ジャパンカップ優勝など)
- 代表産駒:モーリス(安田記念、マイルチャンピオンシップ、天皇賞・秋、香港マイル、チャンピオンズマイル、香港カップ)/ゴールドアクター(有馬記念、アルゼンチン共和国杯、日経賞、オールカマー) などなど
カンパニー(2009年天皇賞・秋優勝など)
- 代表的な現役産駒:シャイニービーム(中央4勝)/ルナプロスペクター(中央3勝)
オウケンブルースリ(2009年ジャパンカップ2着など)
- 代表産駒:オウケンムーン(共同通信杯、現役)
GⅡ格上げ以降の弥生賞勝ち馬の馬主一覧
1987年~89年
1990年代前半
- 1990年(メジロライアン):メジロ牧場
- 1991年(イブキマイカグラ):伊吹
- 1992年(アサカリジェント):佐久間 有寿
- 1993年(ウイニングチケット):太田 美實
- 1994年(サクラエイコウオー):さくらコマース
1990年代後半
- 1995年(フジキセキ):齋藤 四方司
- 1996年(ダンスインザダーク):社台レースホース
- 1997年(ランニングゲイル):高橋 秀昌
- 1998年(スペシャルウィーク):臼田 浩義
- 1999年(ナリタトップロード):山路 秀則
2000年代前半
- 2000年(フサイチゼノン):関口 房朗
- 2001年(アグネスタキオン):渡辺 孝男
- 2002年(バランスオブゲーム):薗部 博之
- 2003年(エイシンチャンプ):平井 豊光
- 2004年(コスモバルク):岡田 美佐子
2000年代後半
- 2005年(ディープインパクト):金子 真人
- 2006年(アドマイヤムーン):近藤 利一
- 2007年(アドマイヤオーラ):近藤 利一
- 2008年(マイネルチャールズ):サラブレッドクラブ・ラフィアン
- 2009年(ロジユニヴァース):久米田 正明
2010年代前半
- 2010年(ヴィクトワールピサ):市川 義美
- 2011年(サダムパテック):大西 定
- 2012年(コスモオオゾラ):ビッグレッドファーム
- 2013年(カミノタサハラ):金子真人ホールディングス
- 2014年(トゥザワールド):キャロットファーム
2015年~2017年
2015年クラシック世代の研究:2歳戦編
阪神ジュベナイルフィリーズ ショウナンアデラ(蛯名正義)
ただ1頭のディープインパクト産駒が勝った この世代のG1戦線は『ディープの連チャン』で幕を明けた
2着馬:レッツゴードンキ
朝日杯フューチュリティステークス ダノンプラチナ(蛯名正義)
2週連続で
が優勝した マンガみたいだ
ちなみに本馬は現役続行
2着馬:アルマワイオリ→14番人気の低評価に反発 阿鼻叫喚の渦に全国の競馬ファンを陥れた 祖母がスエヒロジョウオーというのがなんとも・・・ ちなみに未だ現役 連敗街道を突き進んでいる
その他の2歳重賞
函館2歳ステークス アクティブミノル(藤岡康太)
新潟2歳ステークス ミュゼスルタン(柴田善臣)
札幌2歳ステークス ブライトエンブレム(田辺裕信)
- 母がG1馬ブラックエンブレムで半弟アストラエンブレムも活躍中
- 体質弱い印象だったが現役続行・・・なのか?
小倉2歳ステークス オーミアリス(国分優作)
アルテミスステークス ココロノアイ(横山典弘)
京王杯2歳ステークス セカンドテーブル(戸崎圭太)
- まだ水口ではなかった
- 複穴を開けることが非常に多い現役馬 水口を男にしてやってくれ!!
ファンタジーステークス クールホタルビ(小牧太)
デイリー杯2歳ステークス タガノエスプレッソ(岩田康誠)
東京スポーツ杯2歳ステークス サトノクラウン(ムーア)
ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス ベルラップ(ビュイック)
- ダービー馬候補最右翼と言われていた(実話だ)ティルナノーグが人気を一身に集め大惨敗したレース
- 勝ち馬は春2冠にいちおう駒を進めたけど鳴かず飛ばず
- 一方2着ダノンメジャーは息の長い活躍で現役続行中
ホープフルステークス シャイニングレイ(川田将雅)
JRA 2007年の平地重賞(中山金杯~平安ステークス)
ディープインパクトが引退
そしてサンデーサイレンス亡き後のクラシック戦線が始まっていた
- 中山金杯 シャドウゲイト(田中勝春)
- 京都金杯 マイネルスケルツィ(柴田善臣)
- ガーネットステークス スリーアベニュー(田中勝春)
- シンザン記念 アドマイヤオーラ(岩田康誠)
- 京成杯 サンツェッペリン(松岡正海)
- 日経新春杯 トウカイワイルド(安藤勝己)
- AJCC マツリダゴッホ(横山典弘)
- 平安ステークス メイショウトウコン(石橋守)
ガーネットステークス スリーアベニュー(田中勝春)
- 5歳牡馬
- まさかの勝春が2日連続重賞勝利
- テンの3Fが32.7という鬼のようなハイペースになり後方から上がり最速で差し切り
- そのハイペースを逃げたのが1番人気のジョイフルハート(13着)……
日曜のJRA 次走以降狙ってみたい馬
京都5R ハルキスター
自分より内枠のマサハヤニースにハナを奪われ 逃げに持ち込めず あまつさえ外側からどんどん他馬に被せられ 出入りの激しい展開で 流れに乗れなかった印象 次走も超人気薄だろうが いつか未勝利レベルならば大穴を開けるのではないだろうか
土曜のJRA 次走狙ってみたい馬
まず 東京6Rのソルサリエンテ あのようなケースでは 配当の旨味はあまり上がらないような気がする 残念ながら
いまの競馬ファンはそんなに甘くないのだ
しかし 「(条件が合えば)次走狙ってみたい」という”美味しそうな馬”は ほかに午後の京都・東京だけでも 3頭ほどいたので挙げてみたい
京都6R プラードデラルス
自身よりも内の枠だったネリチャギが邪魔役 競ってしまい逃げられず 展開がなかった 逃げてこそでの馬ではないか
東京9R(銀蹄S) プリサイスエース
なんと直線で包まれて終始終えなかった この日の田辺はチグハグだった印象がある いずれにせよ 7歳馬ということもあり妙味は濃くなる 『将来有望と思われている』馬よりも こういった馬をMy注目馬にするべきなのかもしれない
JRA 1983年の古馬重賞(ダービー卿CT~有馬記念)
- ダービー卿チャレンジトロフィー テュデナムキング(的場均)
- 愛知杯 アローボヘミアン(岩元市三)
- ステイヤーズステークス ブライトシンボリ(郷原洋行)
- 阪神牝馬特別 カルストンテスコ(岩元市三)
- CBC賞 ニホンピロウイナー(丸山勝秀)
- 阪神大賞典 シンブラウン(岩元市三)
- 有馬記念 リードホーユー(田原成貴)
ダービー卿チャレンジトロフィー テュデナムキング(的場均)
芝1800で挙行
旧4歳馬が 8番人気での勝利 2着のホクトフラッグも11番人気で波乱 しかしこれは有馬記念の伏線にすぎなかった
愛知杯 アローボヘミアン(岩元市三)
2着のワイドオーも ダービー馬ロングエース産駒で 父内国産馬限定重賞にふさわしい(?)結果になった
ステイヤーズステークス ブライトシンボリ(郷原洋行)
レコード勝ち 52キロの旧4歳馬
年明けのダイヤモンドSでも1番人気……だったのだが 故障を発生し競走中止…… おそらく予後不良 なぜ「おそらく」が付くかというと 当時の「優駿」その他公式文書が手元にないから
阪神牝馬特別 カルストンテスコ(岩元市三)
52キロの最軽量を活かしての勝利か 前走は1300万条件勝ち 重賞は2度目の挑戦だった
翌年も2着で連対
CBC賞 ニホンピロウイナー(丸山勝秀)
芝7ハロンで挙行 勝ち馬は説明不要 ただし鞍上は河内洋ではない なぜだろうと思いググってみたら どうも落馬負傷のため(出典A*1)
しかしながら 河内洋は前週の阪神3歳Sをロングハヤブサで勝っている ということは 阪神3歳SとCBC賞の「中間」に落馬負傷したのか? と思い さらに検索を続行したのだが わからない
というわけで 1983年12月に河内洋騎手がどのタイミングで落馬負傷したのか知っている方 コメント欄で教えてください ただしコメントは承認制です
阪神大賞典 シンブラウン(岩元市三)
前年のダービージョッキー岩元は この年の12月絶好調で 重賞を月間3勝
有馬記念の裏番組だったが 旧4歳が1着から3着を独占 なんか去年の3歳世代とダブる(「今年の3歳は強い!」)
ただし 83年の旧4歳世代は ミスターシービーに牡馬三冠をすべて持っていかれた世代 層の厚みは 阪神大賞典の表番組で なおさら明らかにされる
有馬記念 リードホーユー(田原成貴)
【主な勝鞍:ゆきやなぎ賞】にすぎなかった馬が、テュデナムキングとともに、旧4歳ワンツー!!
ちなみに4着はダイナカール 実は旧4歳でいちばん支持されていたと思われるのはビンゴカンタ(単勝2番人気) しかしビンゴカンタは あっけなく12着惨敗
そしてリードホーユーは故障を発生し このレースを最後に種牡馬入り……
最強シービー世代の助演俳優たちも 悲喜こもごもであったのだ
今週のJRA みどころ(1/20,1/21)
土曜日
中山11R アレキサンドライトS
通算成績が5戦3勝2着2回(すべてダート)のフェニックスマーク(美浦・田島俊厩舎)が土曜競馬の最大の注目馬だ。エピカリスの新馬の2着馬である。エピカリスが著しく迷走している今なら、ひょっとしたら立場が逆転するかもしれない。いずれにせよ、美浦のダート専科の馬の中でも「新鋭」と呼べる明け4歳だと思う。
京都10R 若駒ステークス
ディープインパクトが勝った若駒ステークスは、自分の物事に対する見方が根本的に変わった、オールタイム・ベストレースの一つだ。そんな若駒Sに、ディープ産駒が2頭出走する。スーパーフェザーとフォックスクリーク、どちらも1戦1勝馬だ。個人的には、昨年の最高勝率調教師である中内田充正厩舎で、勝負服がディープインパクトと同じ、しかも兄弟に活躍馬が何頭もいるフォックスクリークのほうを上に取りたい。
しかし、乗り越えるべき壁は低くはない。
日曜日
中京11R 東海ステークス
チャンピオンズカップでムーアの神通力に屈したテイエムジンソクだったが、別定戦でしかも56キロ。前走のパフォーマンスを鑑みれば、軽い。フルキチ云々を抜きにして、圧倒的1番人気が確実である。負かすとすれば?
おそらく2番人気だろうが、ディアデルレイがようやくサマになってきた。とはいってもオープン特別を2連勝しているだけで、しかも斤量はテイエムジンソクと同じ。「危ない2番人気」の典型である可能性は高い。
ただ、テイエムジンソクが万が一「操縦に失敗」したら、あるいは……。
京都11R 岩清水ステークス
AJCCに5歳馬が皆無。マカヒキ・サトダイ世代の暗黒ぶりがいよいよ極まってきた。だからこそ、上がり馬の5歳牡馬レインボーフラッグに一矢報いてほしい、というのは、4歳世代と6歳世代への『ルサンチマン』のあらわれにすぎないのだろうか!?