【中央競馬】4/20(土) 東京9R 新緑賞

1 パラダイスリーフ  川田

2 エデリー      ルメール

3 ツクバソヴァール  大野

4 アイスブラスト   武藤

5 テイエムバリバリ  横山典

6 レオ        三浦

7 アールコンセンサス Mデムーロ

8 マイネルステレール 野中

 

やや 馬連のオッズは 割れ加減だったが いちおうの人気の軸は パラダイスリーフで エデリー・アールコンセンサス・アイスブラストも 人気を集めていた

 

パラダイスリーフは 2月の中山新馬を勝ったばかりの 関東馬である その新馬の乗り役は石橋脩だったが 川田が東京まで来て 今走 パラダイスリーフの乗り役におさまっているーーなんとも意味深な乗り替わりである

 

3歳500万クラス 8頭立ての少頭数で 勝ち上がり馬を除くと 前走で馬券になった馬は一頭もいない 前走同格馬のなかでは アイスブラストの大寒桜賞4着が最高着順である

そのアイスブラストより アールコンセンサスとエデリーのほうが単勝人気が上だったのは 「アールコンセンサスの騎手がデムーロで エデリーの騎手がルメールだったから」 としか考えようがない

 

 

 

エデリーが立ち上がるようなスタート パラダイスリーフも後方に下がり 内枠ディープ産駒2頭の出だしがよくない

 

押して押して前に行くことを主張していた馬も何頭かいたが アイスブラストは馬なりで先手を主張する構え 先行した4頭を見やる形で アールコンセンサスが単独5番手 そのときパラダイスリーフは ポツン最後方である

 

内に切れ込むようにしてテイエムバリバリがアイスブラストを押さえハナ アイスブラストの後方は マイネルステレール→ツクバソヴァールと続く形になる

レオが位置を上げたことで アールコンセンサスのポジションが下がったと思いきや 今度はエデリーがアールコンセンサスを交わし 6番手にポジションを上げる エデリー アールコンセンサス そしてパラダイスリーフ 人気3頭が後方で牽制するような格好に一旦はなる 人気馬で アイスブラストだけが先行している

 

そして人気3頭がアクションを起こさないまま 3コーナーに縮まった隊列は進入していく

ルメールデムーロも 誰もまくらない

 

いわゆる「上がり勝負のヨーイドン」展開で 直線残り400を各馬が過ぎていく 直線に向いた時点では 最後方でパラダイスリーフとアールコンセンサスが並走状態 その1馬身前の位置を エデリーが保ち続けている 

少頭数でバラけるのを見越したのか アールコンセンサスとデムーロは直線で内ラチ沿いに突き進む

 

テイエムバリバリをかわいがるアイスブラスト しかし肝心のテイエムバリバリを交わすことが中々できない 途端に外からエデリー さらに後方の外からパラダイスリーフが襲いかかってくる ディープ産駒2頭が襲いかかってくる

エデリーが先頭に立ち マークするような形でパラダイスリーフが追い込む

一方アールコンセンサスは最後方で何もできていない

 

けっきょく パラダイスリーフが エデリーをゴール前チョイ差しで1着 一騎打ちになった2頭は 3着のツクバソヴァールを 大きく引き離していた

 

終わってみれば ディープ産駒2頭出走してきてワンツーフィニッシュ

3着を6馬身離した2頭は

 

  • 開幕週の芝
  • 少頭数
  • スローの直線ヨーイドン競馬

 

で 外側から追い込んできていた

 

さぞかし 上がり3ハロンは おぞましい数字が出ていることかと思いきや パラダイスリーフの上がりは 33.9にすぎなかった

 

ぼくは 芝の重い/軽いや ラップのことは よく分からないが 春の東京開催の芝レースは 馬場読みが難解になってくるのかもしれない

 

もっとも 馬場が 予想ファクターのすべてではない