ディープインパクトとエルコンドルパサー、宝塚記念を奇抜な方法で予想する

 

登場馬紹介

ディープインパクト  日本を代表する国際的アスリート。ここで言う「アスリート」とは、もちろん競走馬時代だけを指して言っているわけではない。種牡馬もまた「アスリート」なのだ。

 

エルコンドルパサー 日本競馬史上最強馬候補の一頭。ディープやオルフェの登場で影が薄くなりもしたが、無事顕彰馬に選ばれた。早死にが悔やまれるが、2016年優勝馬マリアライトの母父(父はもちろんディープインパクト)。

はじめに

ディープインパクト「本来は前年優勝馬であるサトノクラウンの父・マルジュが本コーナーを担当する予定だったのですが、マルジュ氏の確保が難しかったので、前々年優勝馬マリアライトの父である僕と、彼女の母父であるエルコンドルパサーさんが予想コーナーを担当することになりました」

エルコンドルパサー「いいじゃないか。世界的名馬がタッグを組んだら無敵だ

ディープインパクトいやだ~、凱旋門賞3位入線失格の僕が『世界的名馬』だなんて♥

エルコンドルパサー「英2000ギニー馬とフランスダービー馬の種牡馬が、世界的名馬でなくて、なんなのだ!」

ディープインパクトエルコン先輩 だいすき♥

エルコンドルパサー「お前、いつからネカマみたいなキャラになったんだ?」

 

衝撃の予想メソッド~データの逆を行く~

ディープ「日曜の競馬エイトを買いました。裏面に『DATA10ポイント』が載っています」

 

  1. 5番人気以内が2勝を含む6連対と荒れる
  2. 1着馬は8枠。6,7枠【0,0,1,19】
  3. 5歳【4,2,2,14】7歳以上【0,0,0,10】
  4. 牝馬【1,1,4,7】伏兵の激走が目立つ
  5. 天皇賞(春)4着以下【2,2,0,7】で注
  6. 鳴尾記念組3連対。池江泰寿厩舎2頭
  7. G1馬【4,2,5,13】実績は大きな強み
  8. 前走海外遠征の日本馬【0,1,1,7】
  9. 対馬は2000メートル以上の重賞V歴
  10. 前走上がり3ハロン1~3位【1,0,0,19】

※「競馬エイト」平成30年6月24日付け、16面より引用。なお、一部の表記を横書きにするために書き換えております。

 

エルコン「・・・・・・・・・・・・・・・で?」

ディープ「まず、1『5番人気以内が2勝を含む6連対と荒れる』は、いいでしょう。だって締め切った後じゃないと単勝人気なんてわからないじゃないですか」

エルコン「はぁ」

ディープ「次が問題なんですよ。

 

2『1着馬は8枠。6,7枠【0,0,1,19】

 

エルコンさん、このデータの逆は、なんだと思いますか?

 

1着馬は8枠。6,7枠【0,0,1,19】 の逆

エルコン「・・・・・・んーっと」

ディープ「東大卒なんだから、これぐらい、すぐに答えてもらわないと

エルコン「俺がいつ東京大学を卒業した!!(#゚Д゚)

 

エルコン「えー、茶番はやめて、

1着馬は8枠』ってのは、8枠の馬が5連勝してるってこと*1だな。

つまり、データの逆を行くなら、『今年は8枠馬は勝たない

となると、ゼーヴィントとキセキのアタマ(1着)は無い、という考えになる」

 

馬券構築への道その1:ゼーヴィントとキセキを1着にした馬券は買わない。 

 

エルコン「そして、『6,7枠【0,0,1,19】』。過去5年で6枠と7枠は連対したことがない。

このデータの逆を行く場合、『6,7枠は連対する』という言い方になる。

ただ、6,7枠が『必ず』連対する、とは言い切れないから、

6,7枠が連対する可能性がある』、

『馬券の買い方』的な考え方をすれば、『6,7枠が2着以上になる買い目を押さえる』」

 

馬券構築への道その2:サイモンラムセス・タツゴウゲキ・ワーザー・スマートレイアーが2着以上になるような買い目を押さえる 

 

エルコン「おいおい、変な4頭だな」

ディープ「僕のスマートレイアーを『変だ』とは何ですか💢」

エルコン「悪い悪い、でも、特に6枠のサイモンラムセスとタツゴウゲキなんて、ほとんど誰も買わないだろ、ふつう『厳しい』と思うだろ」

ディープ「そこ!! そこなんです!! サイモンラムセスとタツゴウゲキを『誰も買わないから買う』んです。『厳しい』とみんなが思っているから、2着以上の馬券を買うんです

競馬に絶対はありません、過去のデータから未来予測はできません」

エルコン「オカルティックな・・・(-_-;)」

 

7歳以上【0,0,0,10】 の逆

エルコン「逆に、7歳以上の馬が馬券に絡む。より精確には、3連勝馬券から7歳以上の馬を外してはならない

 

馬券構築への道その3:ステファノスアルバート、サイモンラムセス、 ワーザー、スマートレイアーを3連勝馬券に組み込む

 牝馬【1,1,4,7】 の逆

エルコン「牝馬を3着で買わない。2着以上で買う

 

馬券構築への道その4:ヴィヴロスとスマートレイアーを3着付けにしない。2着以上のみ。 

 

天皇賞(春)4着以下【2,2,0,7】

エルコン「春天4着以下が3着になったことがないので、3着付けにする

 

 馬券構築への道その5:ミッキーロケットとアルバートが3着の馬券を買う。

なおスマートレイアーは、さきほど『牝馬を3着で買わない』という方針を優先して、3着の馬券は買わない

 

エルコン「・・・・・・おい、ディープ、雲行きが怪しくなってきてないか?

 

ディープ「細かいことはいいんです!!!!!!(゚∀゚)

 

鳴尾記念組3連対。池江泰寿厩舎2頭

エルコン「池江泰寿厩舎のダノンバラードラブリーデイが、前走鳴尾記念から連対している。今年は池江泰寿厩舎のストロングタイタンが、鳴尾記念を勝って出てくる。

 つまり、データの逆を行くと、ストロングタイタンは連対しない

 

馬券構築への道その6:ストロングタイタンは3着以下 

 

G1馬【4,2,5,13】実績は大きな強み?

エルコン「この記述に反発するなら、『G1未勝利馬を軽視してはいけない』ってところか。

でも、G1馬は、JRAのG1を勝ったことのないワーザーを除くと、4頭しかいない*2

 G1未勝利馬をなんでもかんでも評価していたら多すぎるし、『G1馬に全幅の信頼を置かない程度の考え方が良さそうだな」

 

 馬券構築への道その7:G1馬に全幅の信頼を置かない

前走海外遠征の日本馬【0,1,1,7】 

エルコン「これはつまり『海外帰りは未勝利』ってことで、つまりデータの逆を行くなら、海外帰りが1着になる馬券を買え! ってことだな」

 

馬券構築への道その8 :ダンビュライト、サトノクラウンヴィブロスが1着の馬券を買う

 

対馬は2000メートル以上の重賞V歴 の逆を行く

馬券構築への道その9:2000メートル以上の重賞勝鞍がない、ステファノス・ノーブルマーズ・サイモンラムセス。このうちステファノスに2着以上の『大きな魅力』を感じる。

エルコン「なんだよ、『大きな魅力を感じる』って!!!!!! 完全に印象論じゃねえか」

ディープ「でもG1実績あるんで」

エルコン「なんかどこかで矛盾してないか!?(;´Д`)

 

前走上がり3ハロン1~3位【1,0,0,19】、ならば

馬券構築への道その10:条件に該当しないステファノス・ノーブルマーズ・サトノダイヤモンドアルバート・ パフォーマプロミス・サイモンラムセス・タツゴウゲキ・キセキは、馬券に組み込む。

エルコン「海外帰りはどうするんだよ」

ディープ「どっちにしろデータがないので、この項とは関わりがないです」

 

「馬券構築への道」のまとめ

  1. ゼーヴィントとキセキを1着にした馬券は買わない
  2. サイモンラムセス・タツゴウゲキ・ワーザー・スマートレイアーが2着以上になるような買い目を押さえる
  3. ステファノスアルバート、サイモンラムセス、 ワーザー、スマートレイアーを3連勝馬券に組み込む
  4.  ヴィヴロスとスマートレイアーを3着付けにしない。2着以上のみ。
  5. ミッキーロケットとアルバートが3着の馬券を買う。
  6. ストロングタイタンは3着以下 
  7. G1馬に全幅の信頼を置かない
  8. ダンビュライト、サトノクラウンヴィブロスが1着の馬券を買う
  9. 2000メートル以上の重賞勝鞍がない、ステファノス・ノーブルマーズ・サイモンラムセス。このうちステファノスに2着以上の『大きな魅力』を感じる。
  10. ステファノス・ノーブルマーズ・サトノダイヤモンドアルバート・ パフォーマプロミス・サイモンラムセス・タツゴウゲキ・キセキは、馬券に組み込む。

 ディープインパクト衝撃の買い目

 3連単フォーメーション

1,7,8,9,10,11,12,13,14

1,2,3,7,8,9,10,11,12,13,14,16

1,2,3,4,5、6,7,8,9,11,12,13,16

 

計1127点

 

エルコン「:(;゙゚'ω゚'):

 

ディープ「どうかしましたか? ^^」

エルコン「ディープ、お前……いや何でも無い」

 

 

・リーディング首位爆走中種牡馬の資金力……無尽蔵!

高知ミッドナイト競輪(6/18-20)での三連単 競走得点の組み合わせ

初日

  • 1位→2位→3位
  • 1位→4位→6位
  • 1位→3位→2位
  • 1位→2位→5位
  • 1位→2位→6位
  • 1位→2位→6位
  • 1位→2位→3位

2日目

  • 1位→2位=3位(一般、6車立て、2着同着)
  • 1位→5位→4位(一般)
  • 2位→3位→5位(選抜)
  • 3位→1位→2位(選抜)
  • 1位→2位→6位(準決勝)
  • 6位→5位→2位(準決勝)
  • 4位→2位→1位(準決勝)

最終日

  • 3位→1位→5位(一般、6車立て)
  • 2位→4位→3位(一般、6車立て)
  • 1位→5位→4位(一般)
  • 1位→2位→5位(選抜)
  • 1位→2位→3位(選抜)
  • 3位→1位→4位(選抜)
  • 4位→5位→3位(決勝)

今年のJRA平地重賞において3着までが単勝6番人気以内で決着したレース

 京都金杯

  • 4番人気→3番人気→1番人気
  • 3連単:11480円

京成杯

  • 1番人気→2番人気→6番人気
  • 3連単:12290円

根岸ステークス

  • 6番人気→1番人気→2番人気
  • 3連単:20200円

東京新聞杯

  • 3番人気→5番人気→2番人気
  • 3連単:27390円

きさらぎ賞

  • 4番人気→2番人気→5番人気
  • 3連単:23040円

京都記念

  • 4番人気→3番人気→1番人気
  • 3連単:16450円

ダイヤモンドS

  • 1番人気→5番人気→6番人気
  • 3連単:12630円

京都牝馬S

  • 1番人気→4番人気→5番人気
  • 3連単:10260円

フェブラリーS

  • 4番人気→1番人気→6番人気
  • 3連単:41560円

中山記念

  • 2番人気→5番人気→6番人気
  • 3連単:41500円

チューリップ賞

  • 1番人気→3番人気→2番人気
  • 3連単:1950円

弥生賞

  • 1番人気→2番人気→4番人気
  • 3連単:1320円

フラワーカップ

  • 2番人気→3番人気→4番人気
  • 3連単:12440円

スプリングS

  • 1番人気→3番人気→6番人気
  • 3連単:7440円

阪神大賞典

  • 3番人気→4番人気→1番人気
  • 3連単:6530円

毎日杯

  • 1番人気→2番人気→3番人気
  • 3連単:3570円

大阪杯

  • 1番人気→6番人気→2番人気
  • 3連単:17450円

桜花賞

  • 2番人気→1番人気→3番人気
  • 3連単:3780円

アーリントンカップ

  • 1番人気→3番人気→4番人気
  • 3連単:9690円

アンタレスS

  • 1番人気→3番人気→5番人気
  • 3連単:13180円

マイラーズカップ

  • 4番人気→2番人気→1番人気
  • 3連単:7060円

天皇賞・春

  • 2番人気→1番人気→4番人気
  • 3連単:11650円

オークス

  • 1番人気→4番人気→2番人気
  • 3連単:3360円

鳴尾記念

  • 4番人気→1番人気→2番人気
  • 3連単:5690円

エプソムカップ

  • 2番人気→4番人気→5番人気
  • 3連単:28020円

 

マンハッタンカフェの関東オークス展望

はーいマンハッタンカフェです。

昨年の関東オークスの勝ち馬であるクイーンマンボが僕の娘だったので、「今年の関東オークスを展望してくれ」と言われました。


ちなみにこのブログの中の人はクイーンマンボが僕の愛娘であることを今日まで知らなかったそうです。 スズカマンボ産駒と間違ってたようです、呆れた。

 

注目馬


ララプリムヴェール

 

bakhtin19880823.hatenablog.com

 


ブログの中の人は4月の記事で、『ララプリムヴェール関東オークスに行くのだろうか』と書いていました。で、その通りになりました。

昇級戦ですが、 出馬表を見るにあまり関係なさそう。

 

クレイジーアクセル

牝馬ですが、東京湾カップを勝ちました。

大井競馬生え抜きの馬、 JRA所属馬との力関係が分かりません。

 

メイショウヒサカタ

前々走で牡馬相手に昇竜ステークスを勝っています。 兵庫チャンピオンシップは5着でしたが、6着に7馬身差をつけています。

東海ダービーの結果を考えるに、シニスターミニスターは距離が持ちそうです。

 

プリンセスノンコ

不良ダートの東京1600の 新馬戦を圧勝しています。

ただ、

  • 1600m以外の距離を経験していません。
  • 前走500万下で負けています。
  • そして大外枠です。

それでも、人気するでしょう……。(ニヤリ) 

サウスヴィグラスの東京ダービー展望

サウスヴィグラス

 

地方競馬のトップサイアー。先頃亡くなってしまった。 

しかし、フィクションの世界ではなにも問題はない。

 

ハァイ皆さん。

サウスヴィグラスですよ。

今年は東京ダービーにぼくの産駒が出ないのが寂しいんですけど。

去年の勝ち馬(ヒガシウィルウィン)の父親が僕だったんで、

「今年のレース展望はお前がやれ」って、

お鉢が回ってきたわけです。

 

過去5年の傾向

えー、シンプルにデータ予想で行きたいんですが、

なぜ過去「5年」に限定したのか、

それは、企業秘密、だそうです。

 

それはいいとして、過去5回の1~3着馬のローテーションはどんなだったかなあ、と。

(本当はぼく、馬複と馬単しかふだん買わないので、「3着馬のデータはいいです」って言ったら、袋叩きにされました…)

 

2017年

  • ヒガシウィルウィン 羽田盃2着
  • キャプテンキング 羽田盃1着
  • ブラウンレガート 京浜盃3着 (京浜盃の勝ち馬は、ヒガシウィルウィン)

2016

  • バルダッサーレ JRAからの転入初戦(前走500万下1着)
  • プレイザゲーム 東京湾カップ3着
  • タービランス 羽田盃1着

2015年

2014年

2013年

ポイント

羽田盃組が、圧倒的に来ています。

(15頭中11頭が羽田盃出走)

ただし、羽田盃1着馬がダービー馬になった、

つまり2冠馬が誕生したのは、過去5回ではハッピースプリントのときだけ、

過去10回でも、2冠達成したのは、ハッピースプリントクラーベセクレタの2頭だけ、

で、ハッピースプリント単勝110円、クラーベセクレタ単勝120円で2冠達成、

つまり、よっぽど実力が抜けていないと、2冠達成は難しい、

ということだと思います。

 

今年の羽田盃馬はヤマノファイトでしたが、

ヤマノファイトが「圧倒的に実力が抜けている」と、

言い切れるでしょうか。

ここは、データだけに頼るのではなく、

出走表で「予想」をしないといけないと思います。

 

羽田盃を負けた馬のほうが勝っています。

負けて強くなるのでしょうか。

羽田盃、負けていても、できるだけ上の着順に来ているほうが望ましいでしょう。

 

それで、東京ダービーは、基本荒れるレースだと思います。

大穴狙いがいいと思います。

 

羽田盃以外では、東京湾カップ組に注意、でしょうか。

 

あと、実績面では、『重賞未勝利馬』が穴を開ける、

そんな傾向があるように思えます。

 

2015年のパーティメーカーとヴェスヴィオ

2016年のプレイザゲーム、

これら波乱の立役者は、重賞未勝利馬でした。

ただ、まぁ、重賞出走経験が豊富であるに越したことはないのですが。

 

サウスヴィグラスの推奨馬

 

ハセノパイロ

羽田盃で負けている」「でも上位に来ている(3着)」

加えて、「大井生え抜きではない」。

 

大井生え抜きの馬がダービー馬になったのは近年皆無であり、

大井生え抜きの馬をアタマで勝っても「期待値」が低い、

そういうことなんだと思います。

だから、大井生え抜きで人気が予想されるモジアナフレイバー、

モジアナフレイバーが勝ったとしても、

見返りがどうか? というのが気がかりに思います。

 

トーセンブル

「大井生え抜きではない」「羽田盃そこそこ頑張ってる(6着)」

「重賞未勝利」

 

来ても3着まで、という発想になるのでしょう。

しかし、そういう馬が、2着に来たとしたらーー。

 

ワグナーコーヴ

「大井生え抜きではない」

羽田盃3番人気」

 

ただし、羽田盃で上位人気であることが、好走の絶対条件ではありません。

そしてワグナーコーヴは前走タイムオーバーレベルの最下位でした。

でも、キャリアが浅いし、初重賞の京浜盃で2着に来たし、

なにより、大差でドンケツだった馬を買うのは、

みんな、「恐ろしい」と思うので、

配当はくれる、そう思うのです。

 

ユニバーサルライト

東京湾カップ最先着」「重賞未勝利」

 

 

 

大種牡馬に訊く 安田記念(2003年以降から10鞍)

 

この談話は完全なフィクションです

 

2003年(勝ち馬・アグネスデジタル

アグネスデジタル(1着)「前走の交流重賞かきつばた記念)で4着と複勝圏内に入れなかったので、あまり信用されていませんでした」

 

アドマイヤマックス(2着)「武豊さんが乗っていたのに、6番人気に過ぎなかったので、ちょっとイラッと来ました

 

ローエングリン(3着)「5戦連続で連対、そのうち4勝しての安田記念でした。僕としては、胸を借りる立場で臨むつもりだったのですが、1番人気になってしまって、力んでしまいました

 

2005年(勝ち馬・アサクサデンエン

ダイワメジャー(8着)「2番人気でしたが、ノド鳴りから復帰してダービー卿を勝てて、自信こそついたものの、まだ古馬G1を勝ち切れる実力が備わっていなかったのだと思います」

 

2006年(勝ち馬・ブリッシュラック

ダイワメジャー(4着)「この年も2番人気でしたが、勝った香港のブリッシュラックには、とてもかないませんでした。

この年は秋に天皇賞マイルCSを勝てて翌年のドバイミーティングに連れて行ってもらえましたが、アドマイヤムーンに置き去りにされてしまいました。この悔しさをバネに、今年こそは安田記念を絶対獲るぞ!!』 と決意した記憶があります」

 

2007年(勝ち馬・ダイワメジャー

スズカフェニックス(5着)「高松宮記念を勝って1番人気でした。それに関するプレッシャーは特になかったんですが、ダイワメジャーさんの気迫と先行力には、圧倒されるほかありませんでした

 

2008年(勝ち馬・ウオッカ

スズカフェニックス(5着)「前年と同じ着順で、掲示板は確保できたのですが、100回やってもウオッカちゃんには勝てなかったでしょう」

 

2009年(勝ち馬・ウオッカ

ディープスカイ(2着)「昨年秋の府中で2回あたっていたので、ウオッカさんの強さは存分に知っていました。俺だってダービー馬なんだぞ、というところを是非見せたかったので、『人馬一体で行こう!』と乗り役の四位さんと綿密に呼吸を合わせて、ほぼ100点満点の競馬ができました。ですが、<彼女>には、計算が通用しなかったのでした……」

 

2010年(勝ち馬・ショウワモダン

リーチザクラウン(14着)「なぜ1番人気だったのか、まったく思い出せないし、1番人気だったという事実も、あなたに言われるまで知りませんでした

 

2013年(勝ち馬・ロードカナロア

ロードカナロア(1着)「この前のオークス観た!? アーモンドアイ。距離適性なんて、『砂上の楼閣』。適性論で予想を売る時代は終わったんだよ、たぶんwwwww

 

2014年(勝ち馬・ジャスタウェイ

ジャスタウェイ(1着)「カナロアさんと同じような考え方をぼくも持っていて。『馬場やら枠順やら鞍上やら距離やらコースやら展開やら関係なしに、強い馬が勝つ』というのを、あの極悪馬場のレースでは証明したかったんですよ。ただ、三浦くんを捌くのには苦労しました

 

2016年(勝ち馬・ロゴタイプ

ローエングリンロゴタイプの父

涙が出たね、ずっとロゴは負け続けていて、歯がゆかったから……。しかもモーリスに勝ったんだもの、相手は世界的名馬だからね。田辺騎手には足を向けて寝られないです。

 

 祝勝会の翌日に、後藤さんの墓参りに行きましたよ

 

 

 

園田 第56回のじぎく賞

兵庫勢

アンナラヴェリテレコパンハロウィーは 前走で同着だった

この条件でアンナラヴェリテの枠は有利な枠だと思う レコパンハロウィーの前走の上がりは 速かった

 

スウォナーレ菊水賞でもがんばっているし 鞍上が小谷になってオッズが甘くなるなら一撃があってもいい

 

メイクアラッシュは2連勝中で 前々走 アンナラヴェリテに勝った 勢いは矢印上向き

 

 

道営2頭

エグジビッツはハナを切る勢いで飛び出したい

 

プリムラジュリアンは勝ち負けは厳しそうだ

 

その他の地区

大井のアクアレジーナは前走人気薄で佐賀のル・プランタン賞2着 今回は8枠12番 3連単の売れ行きを参考にすると6番人気あたりか

 

私見

メイクアラッシュが意外と売れていない

レコパンハロウィーがエグジビッツと人気を争っている しかし「決め手本願」と思しき馬に全幅の信頼は置きづらい

スウォナーレがまったく売れていない 穴狙いなら この馬から手広く行くのもありかもしれない 資金さえあれば

大種牡馬 川崎競馬の最終レースを予想しよう

サンデーサイレンス「ガハハハ!!!!! 川崎マイラーズ史上に残るデッドヒートで、われらがSS一族のウェイトアンドシーとオメガヴェンデッタがワンツーフィニッシュ!!!!!!」

 

吉原・・・、(平山)真希ちゃん・・・どうして・・・

 

サンデーサイレンス「ん? そこにいるのは、もしかして、ゴーストザッパーくんかな?」

 

ゴーストザッパーサンデーさああああああん!!!!! きょう羽田着の便で来たんですよおおおおおお!!!!!! なんですかこの仕打ちは!!!!!!

 

サンデーサイレンス「『仕打ち』とかいう言葉を、使ってはいけない!!!!! 吉原君は一生懸命追っているし、真希ちゃんも一生懸命仕上げているんだから!!!!!!」

ゴーストザッパー「ほんとうですか? 吉原、ほんとに一生懸命追ってましたか? いまーー」

 

おーっと、ゴーストザッパーくん、ストップストップ

ゴーストザッパー

 

アメリカの名馬。11戦9勝で、ブリーダーズカップ・クラシックはじめG1四勝と、ほぼ完璧な戦績。日本での代表産駒にワイルドフラッパーなど。

 

ゴーストザッパー「ポイントブランクは! ぼくの! 日本での! 貴重な活躍馬なんです!!」

サンデーサイレンス「長い目で見守ってやるんだ。とくに最近は、一度歯車が狂うと、やれ早熟だやれ早枯れだ、云々とーー」

 

止まるんじゃねえぞ・・・最終の締切まで時間がない

 

ゴーストザッパー「こうなったら最終にぶちこんでやる!! あの、この競馬新聞、見方がわかんないんですけど!!」

サンデーサイレンス「しょうがないなあ、有力そうな馬を教えてあげるよ」

 

川崎12R 緑陰(りょくいん)とくべつ

アルディバイン

「近2勝がいずれも9番人気と、なかなかの食わせ者だ。もっともこのレースでは人気馬の一頭だけどな」

 

サンローズ

「格下のC1から上がってきた馬だな。全然人気してないぞ、前走2着なのに。勢いを買うなら買うんだな」

 

プレミアムゲーム

「中央からの再転入馬だ。約1年前の3歳戦以来、勝ち星から遠ざかっている」

 

ナイトフィーバー

「川崎に来てから、使い方を試行錯誤してる感じだな。でも、サウスヴィグラスの意外性もあなどれないぞ」

 

ゴールデンパピオン

「連穴ならこの馬かな。内枠でうまく足を溜められるかどうかだ」

 

ケイティーテンリウ

「内枠先行馬で意欲の遠征・・・ふつうなら買いだと思う。ただ、きょうは、果たして内枠有利かな?」

 

ジョーフリッカー

「小久保厩舎の生え抜きで、全3勝中2勝が川崎の馬だ」

 

トーアチチカカ

船橋馬だが川崎が得意だ。3連勝馬券には必須だな」

 

 

締切のベルが鳴った。

果たして、ゴーストザッパーの勝負は!?

1991年の中央リーディングサイアーについて

www.jbis.or.jp

 

いつもお世話になっている「JBISサーチ」で、過去のリーディングサイアーランキングを閲覧することができます。

 

ここでは、ランキングではなく、「出走回数/頭数」や「アーニングインデックス」といった『項目』に注目して、91年に活躍した種牡馬を考えていきたい。

 

出走回数

トウショウボーイノーザンテーストの数が抜けています。トウショウボーイはリーディング2位、ノーザンテーストは1位です。出走回数はトウショウボーイのほうが上回っています。その次に出走回数が多いのがノーザンディクテイターです。リーディング19位にすぎないのに……

 

出走頭数

リアルシャダイ(リーディング5位)が、ノーザンテーストトウショウボーイをおさえて最多頭数です。

 

勝利回数

ノーザンテーストがダントツ。

 

勝利頭数

ここもノーザンテーストの頭数が抜けています(58頭)。

 

重賞勝回数

ノーザンテーストモガミが6回でトップタイです。

 

重賞勝頭数

ノーザンテーストが最多。

面白いのはシービークロス。リーディング42位にもかかわらず、全て違う馬で重賞を3勝。当然タマモクロスは引退しております。

 

アーニングインデックス(全般)

こういうのは順番にソートすると外国の種牡馬が多くてあてにならないのですが、リーディング24位のメジロティターンが珍しく上位に来ています。メジロマックイーンのほかに、メジロマーシャス函館記念を勝っているのです。

 

アーニングインデックス(重賞)

ここも国内の種牡馬メジロティターントウショウゴッドは、ヌエボトウショウ1頭で稼いでいます。その次がタケシバオーで、リーディング10位以内の種牡馬ではホリスキーが最高です。

 

重賞の収得賞金

ここではトウショウボーイノーザンテーストをわずかに上回ります。全収得賞金に比して重賞で稼いでいるのがノノアルコ。無理もない、ダイユウサクがいるのだから・・・。

優駿スプリントトライアル アヴァレソー

エンドスウィープ

フォーティナイナー産駒。日本にも輸入され、早逝ゆえ短かった種牡馬生活のなかで、スイープトウショウラインクラフトといった名牝、アドマイヤムーンサウスヴィグラススウェプトオーヴァーボードといった日本競馬に少なからぬ影響を及ぼしている種牡馬を輩出した。 

 

どうも、エンドスウィープです。

わたしの息子のプリサイスエンド産駒のアヴァレソーが、先程行われた優駿スプリントトライアルで優勝いたしました。

これで、川崎の900mは2連勝になります。

というか、アヴァレソーは、900m以下でしか勝っていません。

なので、優駿スプリントでの距離延長が非常に心配です。

 

www.jbis.or.jp

 

母のアルセイドはアグネスタキオン産駒で、ロックドゥカンブが勝利した新馬戦で穴人気しましたが、惨敗。その新馬戦を最後に引退してしまいました。

 

大種牡馬 TCK 北米組でいがみ合い

サンデーサイレンス「あっ!! ミスタープロスペクター…」

 

ミスタープロスペクター「今宵は無敗の羽田盃馬の誕生だYO!!」

 

エンパイアメーカー「あ、どうも、サンデーサン・・・」

サンデーサイレンス「○(#゚Д゚)=(  #)≡○)Д`)・∴'.バコッ」

 

エンパイアメーカー「ひいいいいいん」

サンデーサイレンス「俺はファミレスじゃねえ!」

 

エンパイアメーカー「ど、どうも、相変わらずの活力で安心しました」

 

「エンパイアさん、サンデーサンって屋号、もう存在しないらしいよ」

 

エンパイアメーカー「そ、その声は・・・」

 

ブラックタイドどうも愚兄です

 

ブラックタイド ディープインパクトの兄。G1未勝利。しかし、代表産駒のキタサンブラックが、G1を7勝する大活躍。今最もバズってる種牡馬の一頭。

 

サンデーサイレンス「キタサンのあとでそんなに卑下する必要もないじゃないか」

ブラックタイド「(-_-)」

サンデーサイレンス「顔色が冴えないぞ、どうした」

ブラックタイド「弟がですね」

サンデーサイレンス「ディープが?」

ブラックタイドイギリスのダービーもフランスのダービーも勝っちまいそうなんです。゚(゚´Д`゚)゚。」

サンデーサイレンス「ま、まだわからない」

ブラックタイド「でも本国の2000ギニーをサクソンウォリアーが勝った!! それで親父は本国に招かれて勲章をもらったじゃないか!! ディープと一緒に!!*1 やっぱ弟より優れた兄なんておらんかったんや!!

 

サンデーサイレンス「・・・(;・∀・)ま、ま、兄弟同士仲良くしよう?」

 

エンパイアメーカー「あのぉ」

 

サンデーサイレンス(無視)

 

エンパイアメーカー「きょうのメインの羽田盃、孫のモジアナフレイバーが出るので、よろしくお願いします」

 

エンパイアメーカー 

ファピアノ種牡馬。日本にいた時期がある。ダンスパートナーとの子どもフェデラリストが、JRAで一瞬の輝きを見せるも、宝塚記念で穴人気した挙げ句失速。

孫のモジアナフレイバー(バトルプラン産駒)が、羽田盃に有力馬の一角で出走する。

 

サンデーサイレンス「そんな馬いたか・・・(競馬新聞を見て) ギョッ!! モジアナフレイバーって馬、1着しか取ってねえ!! ピンピンピンピンだ」

 

ミスタープロスペクター「だから無敗の羽田盃馬が爆誕するって言ったじゃんYO!!」

サンデーサイレンス「は、はぁ・・・」

 

「モジアナフレイバーは人気しすぎです、ハセノパイロは人気がなさすぎです」

 

ミスタープロスペクター「WHAT!? 今の声はWHERE!?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴッ

 

『へ、ヘリだ!! ヘリが降りて来るぞ!!』

 

『まるでア◯◯カの軍用ヘリみたいなでかさだー!』

 

颯爽と登場!

 

サンデーサイレンス「え、エーピーインディ、アメ◯カから来たのか」

エーピーインディ「やあ先輩!! 羽田盃は曾孫(ひまご)のハセノパイロが復活することになっているんですよ」

 

エーピーインディ 

シアトルスルー産駒。現役時にベルモントステークスブリーダーズカップなどに優勝した、北米の超一流馬。

彼の一族からは今回、カジノドライヴ産駒が2頭と、パイロ産駒のハセノパイロが出走。

 

サンデーサイレンス「・・・・・・」

ミスタープロスペクター「・・・・・・」

エーピーインディ「・・・・・・」

 

ブラックタイド(メンチ切り合ってるよ、あの御三方)

 

ブラックタイド「やれやれ・・・」

 

そして愚兄はダイ◯モンドターン行きのエレベーターに吸い込まれていった

 

 

*1:当然、この世界観はフィクションです

大種牡馬 TCK 現地入り

◯2018/5/9 東京・大井競馬場

 

サンデーサイレンス「きょうは俺の曾孫(ひまご)世代の馬が、絶対勝つぞ。」

 

サンデーサイレンスの息子たちも大井入りーー

 

ゴールドアリュール  SS系軍団のダート担当。JRAのダート戦で「とりあえずゴールドアリュール産駒買ってたら何とかなる」という根拠のない説が転化して『困ったときのゴルア頼み』という格言が生まれたとか生まれてないとか。たぶん生まれてない、いま創作したから(誰が?)。

 

アグネスタキオン リーディングサイアー。産駒の早熟性と体質の弱さで有名。ディープスカイからクリンチャーが出てきて、父系の発展に希望を抱く。

 

フジキセキ サンデーサイレンスの初年度産駒でサンデーサイレンス産駒初のG1馬。ホッカイルソーをけちょんけちょんにした弥生賞での壮絶なパフォーマンスのあとで故障引退。同じような戦績のアグネスタキオンと10年以上に渡って比較され続け、ついにはフジ×タキオンの薄い本が出たとかなんとか。※都市伝説です

 

サンデーサイレンス「きょうの羽田盃エスポワールシチー産駒のヤマノファイトが本命視」

ゴールドアリュール「さようでございます」

サンデーサイレンスキャプテントゥーレ産駒のクロスケも上位人気だ」

アグネスタキオン「連下ですが・・・」

サンデーサイレンス「で、カネヒキリ産駒のポンドゼルクは参加賞、と」

フジキセキ「ちょっと待ってください!!!!! ひどくありませんか!? (;´Д`)」

 

「あのー」

サンデーサイレンス「誰だお前」

 

マンハッタンカフェ「誰だお前、じゃないですよ。なんでぼくの交通費出なかったんですか。タキオンのぶんは出たというのに・・・」

 

サンデーサイレンス「あー、そういえばお前もリーディングサイアーだったことあったな」

マンハッタンカフェ「(・д・)チッ」

 

マンハッタンカフェ 遅れてきたタキオン世代の菊花賞馬。有馬記念も勝ってテイエムオペラオーメイショウドトウに引導を渡したが、年度代表馬ジャングルポケットだった。翌年、大本命の日経賞で惨敗したが、春の天皇賞で巻き返した。産駒のヒルノダムール春の天皇賞を勝って親子制覇を達成、した割りには待遇が・・・? 

 

マンハッタンカフェ「なんで有馬記念クイーンズリング買わなかったんですか」

サンデーサイレンス「うーん、ジェンティルドンナじゃなくて、ブエナビスタだな、ってw」

マンハッタンカフェ「なして!? 掲示板全部アンタの孫だったじゃん、ルージュバックだって5着に食い込んでるのに」

サンデーサイレンスようやく、フィリーサイアーらしくなったマンハッタンカフェ

マンハッタンカフェ「意味がわかりません。」

 

サンデーサイレンスエスポワールシチーキャプテントゥーレカネヒキリも俺の孫、おまえは俺の直仔。言ってる意味がわかるか?」

 

マンハッタンカフェネット投票でワグナーコーヴの単勝しこたま買ったのは絶対に言わないでおこう・・・

5/9 園田2R 初出走2歳 キャッツウィスカー 

初出走2歳 すなわち 園田の新馬戦であったが 一目散に この世代で 勝ち名乗りをあげたのは キャッツウィスカーであった

 

www.jbis.or.jp

 

タニノギムレット産駒 母父キングカメハメハ しっかりと820mのスピード戦に対応できた

単勝は100円 元返しの圧勝だ

 

祖母がシーズグレイス サンデーサイレンスノーザンテースト牝馬(ザンベージ)の掛け合わせで生まれた 早熟の牝馬で 最後の勝利が 旧3歳時の萩ステークス 芙蓉ステークス萩ステークスを連勝したおかげで 阪神3歳牝馬S→桜花賞オークス秋華賞エリザベス女王杯 と 牝馬限定G1という牝馬限定G1にはすべて出走し はじめて古馬に門戸が開かれたエリザベス女王杯(96年) エアグルーヴを欠いた旧4歳牝馬の主力 エリモシックやロゼカラーが ダンスパートナーヒシアマゾンフェアダンスといった古馬勢に蹂躙されるなか シーズグレイスは4着入線の大健闘 と思いきや ヒシアマゾン降着 繰り上がりで3着 複勝がハネた(1150円) この年デビューした福永祐一の なめられ逃げだった

 

キャッツウィスカーは 牡馬だが 431キロと この時期でも 馬体重が小さめのようだ

第63回羽田盃 個人的な注目馬(順不同)

3枠4番 モジアナフレイバー

まっさきに眼に入り込んだのが この馬の成績欄 なんと4戦4勝 向かう所敵なし 無敗馬である ただ勿論 「格負け」する という不安要素がある ちょうど6年前のロンドンアイが 同じような存在であった 前走の「クラシックトライアル」 こんなレース おれが大井に入り浸っていたころに やっていた記憶がない JRAでいう若葉ステークスのようなものだろうか

 

3枠3番 クロスケ

昨年の4月21日(!)の 大井の新馬戦でデビュー勝ち その後無敗の連勝街道を突き進み 4戦4勝でのぞんだゴールドジュニアーで 負けた(2着) 次のハイセイコー記念では掲示板がやっと(5着) ひばり特別で立ち直り 浦和の若潮特別2着→ニューイヤーカップ2着→京浜盃3着 はがゆい競馬が3走続いている こういう馬が本番で2着以上に来ると面白い

 

4枠5番 ワグナーコーヴ

道営出身の吉田照哉の持ち馬 船橋の岡林厩舎所属 雲取賞を6番人気の低評価で勝ち 京浜盃2着とした 上昇気流を描いているように見える

 

5枠8番 ヤマノファイト

馬名にオーラがない のは 個人的な見解にすぎるが 現在前売りの時点で圧倒的な1番人気だ 

エスポワールシチーの初年度産駒で 道営時代は図抜けた成績でない・・・ようにも一見すると思えるものの 道営の2歳重賞を2勝 イノセントカップ→サンライズカップと 重賞を連勝してのぞんだ北海道2歳優駿であったが 5着だった ちなみに道営勢の最先着は サザンヴィグラスの 3着

そして船橋の矢野厩舎に転厩 ニューイヤーカップ京浜盃を連勝した 上がり馬のモジアナフレイバーも凌いでしまうような勢いがある ちなみに主戦は本橋

 

6枠10番 ポンドゼルク

この馬も無敗馬 ただし 今回は初のTCKで 相手も むごいほど強化される 赤岡騎乗でも 勝ったら奇跡に近い

 

7枠11番 ハセノパイロ

なんとかヤマノファイトに一泡吹かせたいのがこの馬 ニューイヤーカップ 京浜盃 連続して人気を裏切り着外だった しかし全日本2歳優駿では ルヴァンスレーヴに1秒以内の差で食い下がっていたのだ ルヴァンスレーヴは 伏竜ステークスごときで2着に負けていた そこは気になるものの ハセノパイロ 全日本2歳優駿地方馬最先着という事実は揺るぎない 

南関東生え抜きのエースが 年明け3戦目で突如復活したら 胸が熱くなるに ちがいない

 

おもひでの羽田盃 そしておもひでの夢追人 2012年

おれが現地で羽田盃をはじめて観戦したのはアートサハラの年 調べてみたらなんと6年前 歳をとったものだ 京浜盃圧勝のパンタレイ 上がり馬のロンドンアイ 人気を集め どっちも沈んだ 予想屋(って言っちゃいけないんだっけか) もとい 南関東競馬予想士「夢追人」高瀬さんの本命馬は ゴールドメダルだったと思う 間違ってたらごめんなさい でも たぶん間違ってないと思う 

 

段取りを踏まずいきなり200円を置いた 無知な不良っぽいグループのあんちゃん 彼らに平身低頭に 「まず馬体重書かせてください」と 申し訳なさそうにお断りした高瀬さん その後で 「できれば3連複でお願いします……」 と やはり平身低頭に ワルそうなあんちゃんに丁重に買い目の紙を渡した 鮮明に思い出せる いま あのワルそうなあんちゃん達は どうしているのだろうか

 

あの羽田盃の時はこんなこともあった 成金みたいなオッチャンが 高瀬さんに 「(この軸馬)アタマ固い?」と 声をかけた 高瀬さんはすぐさま答えた 「固くないです。」

 

ゴールドメダルは6着に沈んだ

 

人気サイドで馬券に絡んだのはエミーズパラダイスだけ(3番人気2着) 今野騎乗のアートサハラ(天下の荒山厩舎)がマクリの4角先頭で突き抜け優勝 ド人気薄のプレティオラスとジャルディーノが3着同着 どちらも差し馬だった

 

そして距離が1ハロン伸びた東京ダービーでは プレティオラスが突き抜け1着 本橋孝太 町田直希に次ぐ 若手のダービージョッキーの誕生であった 今思い出した 転入馬のプーラヴィーダ(吉原)が2着で 森下厩舎丼ぶり しかもフィガロ産駒丼ぶりだったのだ!! 森下厩舎 当時はできたてホヤホヤの厩舎だった 今のTCKならば 藤田輝厩舎にイメージは近いか ただ今年の羽田盃に 藤田輝厩舎の馬は不在 それはいいとして エミーズパラダイスが今度は1番人気で 3着だった たしか 「ビックバン」(廃業)という屋号の予想屋さんが エミーズパラダイス軸で3連複を的中していたと思う 「ビックバン」 まだお客さんの少ない TCKの最初のほうのレースで 3連単100万馬券を的中させていた記憶がある とった人は 周りにいたのだろうか