ネバーセイダイ

『ネバーセイダイ』という競馬本があったのを覚えている 書き手は寺山修司だったっけ もう忘れた

 

Never Say Die(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)

 

1954年のイギリスダービーセントレジャーを勝っている 東京優駿菊花賞の二冠みたいなもんだ 1954年といえば日本は昭和20年代である ちなみに日本で同世代の代表的な馬にゴールデンウエーブやダイナナホウシユウがいる

Never Say Die はナスルーラ産駒にしてネアルコの孫である 母Singing Grass はウォーアドミラル産駒 つまりマンノウォーの孫 Singing Grassの母系は古すぎてよくわからない

さてNever Say Dieの代表産駒といえば何と言ってもネヴァービートである 競走成績はかなり平凡な馬 しかし本邦に輸入され 種牡馬としては文句のつけようのない実績を残した

 

しかしNever Say Dieの仔でもう一頭忘れるべきではない種牡馬がいる コントライトだ そう テンポイントの父である テンポイントの祖父としてNever Say Dieはベテラン競馬ファンの記憶に留まっている……たぶん

ほかにも孫のヒカルイマイはダービー馬だし そういえばヒカルイマイが勝った日本ダービーの2年前に1番人気で落馬したタカツバキも孫であった 

何気にネヴァービートを通じてグランドマーチスも出している 顕彰馬が2頭も! 「ネバーセイダイ」が日本競馬に多大な影響力を及ぼしたのは間違いない