【ボート】タダで戸田のネット中継を観られるのは贅沢だ

在京時代 関東地区5場のうち 桐生以外の4場には足を踏み入れた 多摩川は1度だけだ 「施設に長い間テコ入れしてねえんだなあ」と素直に思った いつの夏だっただろうか 多摩川の特観席は安かった そして午前中のレースで スポーツ新聞の印を参考にして3連単を買ったら 写真判定3連単万舟券を的中することができて 舞い上がったぼくは そっこく場外に出て なぜか南武線で川崎に向かった

江戸川・平和島・戸田には何回も通った ただ江戸川は 場外発売所が「主場」で 本場(ほんじょう)の水面が「他場」のような 逆転現象が起こっているレース場だった

平和島にしても戸田にしても 現地で観る目の前の水面のレースは お客さんが冷静すぎるのかどうかわからんが 臨場感は JRAの競馬場を1000とすると 平和島・戸田はたったの「1」 そんな感じだった マジで 平和島の周年記念競走レベルでも ただひたすら本場(ほんじょう)は 熱気よりも殺気が先行しているような感じで たとえばぼくは 2014年の茅原悠紀が勝ったグランプリ(賞金王)や 2016年のクイーンズクライマックスーーことしと状況が似ているーーのとき 現地観戦をしていないので 本気でお祭り騒ぎになるときの平和島の状態がわからず わからないまま 山陰地方でネット中継を楽しんでいる

 

こんなことを書いてしまったらどうしようもない気もするが ネット中継で観る1周1マークや1周2マークの攻防は 本場でレースを観ているより 断然興奮する 

とくに戸田の1周2マークは 戸田のコース設計の独自性が大いに貢献して ガラス張りの戸田のスタンドから見下ろすより ネット中継のカメラワークで観戦したほうが 桁違いに面白い 極端だが 舟券買わずとも タダで戸田のネット中継を観られるなんて こんな贅沢があっていいものだろうか?

 

戸田のお正月開催は 1月3日から始まる 関東を離れると 関東地区で行われているレースが恋しくなる