【大種牡馬】【中央競馬】ロードカナロアと小倉競馬
おれとレディブラッサムさんの間に生まれた子供。
レディブラッサムさんのおやじさんは【猫御大】ストームキャットで、
つまり
「キンカメ×ストームキャット」
という配合になり、もちろんサンデーの血は一滴も入っていない。
「母父ストームキャット」といば、2013年の春クラシックで、アユサンが桜花賞、キズナが日本ダービーを勝ったことを皮切りに、
の配合で活躍馬が続出し、ニックス認定されている節がある。
でもおれの代表産駒の母父も【猫御大】(ストームキャット)なんだぞ。
キンカメ「ところで。」
ロードカナロア「はいなんでしょうお父さん」
キンカメ「いまわれわれは小倉に来ているわけだが、
小倉競馬とカナロアの子どもの相性はどんな感じだ?」
カナロア「やだなあ父さん、ファンタジストが小倉2歳(ステークス)勝ったの、もう忘れましたかw」
キンカメ「( ;゚д゚)アッ!」
キンカメ「ファンタジストは、京王杯(2歳ステークス)を勝つ前に、小倉2歳を勝っていたんだった…( ;゚д゚)」
カナロア「デビューは中京でしたけどね」
キンカメ「まだ無敗だったよな?」
カナロア「そうですよ、ただグランアレグリアちゃんが朝日杯に出るから…」
キンカメ「ファンタジストも出るんだろう?」
カナロア「たぶん」
キンカメ「たぶんって、自分の子どもの有力2歳馬の動向ぐらい押さえておけよ…」
カナロア「ディープインアスク(ファンタジストの母)はぼくと同年生まれなんです」
キンカメ「そういうの、相性がいいとかあるんかな」
カナロア「ディープインアスクの父さんは名前の通りディープインパクトさんで…。
(遠い目)同期のマルセリーナは、まだ高嶺の花」
キンカメ「あ、きょねんおれ、マルセリーナちゃんにつけたわ」
カナロア「ずるいですo(*`ω´*)oプンスカ」
キンカメ「ずるいって言われても…」
キンカメ「おまえはジェンティル狙えジェンティル」
カナロア「(スルー)初年度の娘で、アンヴァルっているんですよ」
キンカメ「うむ」
カナロア「小倉でデビューして、新馬は負けたんですが、折返しの未勝利はきっちり勝ちました。
2着がラブカンプーだったんですけどね(´・_・`)」
キンカメ「たしかにラブカンプーには出世で遅れてるかもしれないけど、オパールステークスで復活してたじゃんかよ」
カナロア「そうですね、酒井学騎手が50キロの軽いハンデでうまく乗ってくれて…、
で、問題はそこじゃなくて、アンヴァルの母さんはアルーリングボイスさんなんです。彼女は小倉2歳を勝って、北九州記念でも2着していたんです」
キンカメ「懐かしい名前だな。おれの2個下、ディープの1個下だったかな。
おれも一回種付けしたぞ。クリーミーボイスっていう名前で、いま繁殖牝馬やってる」
カナロア「アルーリングボイスさんの勝負服はサンデーレーシングだった*1そうですが、あの時代、それこそ父さんやディープさんが無双していた時代ですけど、サンデーレーシングって今より全然しょぼかったとか…」
キンカメ「ディープにインティライミがボコボコにされてたからなー。
ディープと同期の牝馬路線も、シーザリオとディアデラノビア、要するにキャロットファーム勢が目立っていてさ。
サンデーレーシングはジェダイトや、ライラプスや、アンブロワーズやそれからフェリシア……」
カナロア「妹さんが居るじゃないですか」
キンカメ「レースパイロットね。おまえにとっては『おばさん』かな」
カナロア「ちがうでしょう。母系じゃないんだから」
キンカメ「まあまあ、でもレースパイロットも、現役イマイチ、繁殖でもイマイチで、いつの間にか15歳を過ぎてしまった……」
カナロア「ずいぶん実の妹に辛辣ですねえ」
キンカメ「まあ半妹*2だから」
カナロア「はぁ…(-_-;)」
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