【NAR】11/8 園田3R C2四3歳以上

ダート 1400m

天候:晴  馬場:良

賞金 1着350,000円

 

転入以降4戦2勝2着1回と破竹の勢いあるミニョンヌ(吉村)が1番人気 あまり差がなく 前走C3戦とはいえまくって4馬身差の圧勝劇を演じたアグネスフォース(小谷)が2番人気 人気2頭の一角崩しとしては アグネスフォースのごとく前走C3戦とはいえまくって3馬身差の圧勝劇を演じたサルバドールサクラ(永井)が3番人気だった

以下 大井C3から園田にやってきた移籍初戦馬フレンチフローラル(永島)が離れた4番人気 3走前にC3戦とはいえまくって7馬身差の圧勝劇を演じ 今回減量騎手起用のフジヤマイサン(△石堂)が5番人気だった

 

好スタートから大外11番枠のスーパーピロボール(松本幸)が押しまくる 

しかし中枠の人気馬ミニョンヌがスーパーピロボールを牽制し自分で行こうとする 

インの3番手にもう一方の人気馬アグネスフォースがもぐり込み 移籍初戦フレンチフローラルが外の4番手 

5番手の外に3番人気のサルバドールサクラ 

サルバドールサクラの内にトミケンプレミオ(中田)がいるが前に馬を置いているのに激しく口を割っている 

フジヤマイサンby石堂くんはインの7番手 つまり中団待機でじっくりと構える

 

2コーナーを先頭でカーブする本命馬ミニョンヌ 

このままスローペースの逃げで押し切りたいーーが そこは園田 そうは問屋がおろさない

人気薄のトーコープラネット(田野)が まくってまくって 向正面入り口では もうアグネスフォース・フレンチフローラルのすぐ外まで来ている

この日誕生日だった田野豊三 だから積極的に行ったかどうかは知らないが トーコープラネットを押し上げ 押し上げ あっという間にミニョンヌとスーパーピロボールの外に並びかける

 

前3頭雁行状態

田野の動きに呼応するかのように いつの間にか今話題の門別競馬から帰ってきた永島太郎のフレンチフローラルが上がっていく 

アグネスフォースはインの5番手になったが 前4頭は射程圏内だ

以下 サルバドールサクラ→トミケンプレミオ→フジヤマイサンという隊列

 

スーパーピロボールがあっさり失速し 3角 内ラチ沿いに逃げる本命馬ミニョンヌ アウトからフレンチフローラルが競りかけ 最初にレースを動かしたトーコープラネットは ミニョンヌとフレンチフローラルの間にいるものの 手応えが怪しく徐々に交代していく と思いきや 誕生日男の意地か!? むしろトーコープラネットのアウトにいたフレンチフローラルのほうが手応えが怪しくなり トーコープラネットがミニョンヌの外で併せ 粘り続けている!

イン3→イン5で前をマークし続けていたアグネスフォースが外に持ち出し4番手

 以下トミケンプレミオが内を突き サルバドールサクラが外を回すが この2頭が直線に向いたとき もうミニョンヌはとっくに200のハロン棒を切っている

 

ミニョンヌが3馬身半差の逃げ切り そしてトーコープラネットが 田野の誕生日まくりが功を奏したのか 後続に3馬身差をつける2着 

この激走により 馬単は5090円 馬複でも3450円つけた

3着は2番人気のアグネスフォースだったが 内ラチ沿い ほぼ最短距離を通っていたのに 勝ったミニョンヌとは1秒1も差をつけられる完敗だった

 

じつに園田競馬らしい 向正面手前からレースが動く 将棋で言えば「急戦」のようなレース 立役者はトーコープラネットの田野豊三 誕生日でヤル気もあったか? 2着に残しているんだから 文句のつけようもない

 

 

(参考資料)地方競馬全国協会公式WEBサイト(2018年11月9日閲覧)