サウスヴィグラスの東京ダービー展望

サウスヴィグラス

 

地方競馬のトップサイアー。先頃亡くなってしまった。 

しかし、フィクションの世界ではなにも問題はない。

 

ハァイ皆さん。

サウスヴィグラスですよ。

今年は東京ダービーにぼくの産駒が出ないのが寂しいんですけど。

去年の勝ち馬(ヒガシウィルウィン)の父親が僕だったんで、

「今年のレース展望はお前がやれ」って、

お鉢が回ってきたわけです。

 

過去5年の傾向

えー、シンプルにデータ予想で行きたいんですが、

なぜ過去「5年」に限定したのか、

それは、企業秘密、だそうです。

 

それはいいとして、過去5回の1~3着馬のローテーションはどんなだったかなあ、と。

(本当はぼく、馬複と馬単しかふだん買わないので、「3着馬のデータはいいです」って言ったら、袋叩きにされました…)

 

2017年

  • ヒガシウィルウィン 羽田盃2着
  • キャプテンキング 羽田盃1着
  • ブラウンレガート 京浜盃3着 (京浜盃の勝ち馬は、ヒガシウィルウィン)

2016

  • バルダッサーレ JRAからの転入初戦(前走500万下1着)
  • プレイザゲーム 東京湾カップ3着
  • タービランス 羽田盃1着

2015年

2014年

2013年

ポイント

羽田盃組が、圧倒的に来ています。

(15頭中11頭が羽田盃出走)

ただし、羽田盃1着馬がダービー馬になった、

つまり2冠馬が誕生したのは、過去5回ではハッピースプリントのときだけ、

過去10回でも、2冠達成したのは、ハッピースプリントクラーベセクレタの2頭だけ、

で、ハッピースプリント単勝110円、クラーベセクレタ単勝120円で2冠達成、

つまり、よっぽど実力が抜けていないと、2冠達成は難しい、

ということだと思います。

 

今年の羽田盃馬はヤマノファイトでしたが、

ヤマノファイトが「圧倒的に実力が抜けている」と、

言い切れるでしょうか。

ここは、データだけに頼るのではなく、

出走表で「予想」をしないといけないと思います。

 

羽田盃を負けた馬のほうが勝っています。

負けて強くなるのでしょうか。

羽田盃、負けていても、できるだけ上の着順に来ているほうが望ましいでしょう。

 

それで、東京ダービーは、基本荒れるレースだと思います。

大穴狙いがいいと思います。

 

羽田盃以外では、東京湾カップ組に注意、でしょうか。

 

あと、実績面では、『重賞未勝利馬』が穴を開ける、

そんな傾向があるように思えます。

 

2015年のパーティメーカーとヴェスヴィオ

2016年のプレイザゲーム、

これら波乱の立役者は、重賞未勝利馬でした。

ただ、まぁ、重賞出走経験が豊富であるに越したことはないのですが。

 

サウスヴィグラスの推奨馬

 

ハセノパイロ

羽田盃で負けている」「でも上位に来ている(3着)」

加えて、「大井生え抜きではない」。

 

大井生え抜きの馬がダービー馬になったのは近年皆無であり、

大井生え抜きの馬をアタマで勝っても「期待値」が低い、

そういうことなんだと思います。

だから、大井生え抜きで人気が予想されるモジアナフレイバー、

モジアナフレイバーが勝ったとしても、

見返りがどうか? というのが気がかりに思います。

 

トーセンブル

「大井生え抜きではない」「羽田盃そこそこ頑張ってる(6着)」

「重賞未勝利」

 

来ても3着まで、という発想になるのでしょう。

しかし、そういう馬が、2着に来たとしたらーー。

 

ワグナーコーヴ

「大井生え抜きではない」

羽田盃3番人気」

 

ただし、羽田盃で上位人気であることが、好走の絶対条件ではありません。

そしてワグナーコーヴは前走タイムオーバーレベルの最下位でした。

でも、キャリアが浅いし、初重賞の京浜盃で2着に来たし、

なにより、大差でドンケツだった馬を買うのは、

みんな、「恐ろしい」と思うので、

配当はくれる、そう思うのです。

 

ユニバーサルライト

東京湾カップ最先着」「重賞未勝利」