1991年の中央リーディングサイアーについて
いつもお世話になっている「JBISサーチ」で、過去のリーディングサイアーランキングを閲覧することができます。
ここでは、ランキングではなく、「出走回数/頭数」や「アーニングインデックス」といった『項目』に注目して、91年に活躍した種牡馬を考えていきたい。
出走回数
トウショウボーイとノーザンテーストの数が抜けています。トウショウボーイはリーディング2位、ノーザンテーストは1位です。出走回数はトウショウボーイのほうが上回っています。その次に出走回数が多いのがノーザンディクテイターです。リーディング19位にすぎないのに……
出走頭数
リアルシャダイ(リーディング5位)が、ノーザンテーストとトウショウボーイをおさえて最多頭数です。
勝利回数
ノーザンテーストがダントツ。
勝利頭数
ここもノーザンテーストの頭数が抜けています(58頭)。
重賞勝回数
ノーザンテーストとモガミが6回でトップタイです。
重賞勝頭数
ノーザンテーストが最多。
面白いのはシービークロス。リーディング42位にもかかわらず、全て違う馬で重賞を3勝。当然タマモクロスは引退しております。
アーニングインデックス(全般)
こういうのは順番にソートすると外国の種牡馬が多くてあてにならないのですが、リーディング24位のメジロティターンが珍しく上位に来ています。メジロマックイーンのほかに、メジロマーシャスが函館記念を勝っているのです。
アーニングインデックス(重賞)
ここも国内の種牡馬はメジロティターン。トウショウゴッドは、ヌエボトウショウ1頭で稼いでいます。その次がタケシバオーで、リーディング10位以内の種牡馬ではホリスキーが最高です。
重賞の収得賞金
ここではトウショウボーイがノーザンテーストをわずかに上回ります。全収得賞金に比して重賞で稼いでいるのがノノアルコ。無理もない、ダイユウサクがいるのだから・・・。