大種牡馬 TCK 北米組でいがみ合い

サンデーサイレンス「あっ!! ミスタープロスペクター…」

 

ミスタープロスペクター「今宵は無敗の羽田盃馬の誕生だYO!!」

 

エンパイアメーカー「あ、どうも、サンデーサン・・・」

サンデーサイレンス「○(#゚Д゚)=(  #)≡○)Д`)・∴'.バコッ」

 

エンパイアメーカー「ひいいいいいん」

サンデーサイレンス「俺はファミレスじゃねえ!」

 

エンパイアメーカー「ど、どうも、相変わらずの活力で安心しました」

 

「エンパイアさん、サンデーサンって屋号、もう存在しないらしいよ」

 

エンパイアメーカー「そ、その声は・・・」

 

ブラックタイドどうも愚兄です

 

ブラックタイド ディープインパクトの兄。G1未勝利。しかし、代表産駒のキタサンブラックが、G1を7勝する大活躍。今最もバズってる種牡馬の一頭。

 

サンデーサイレンス「キタサンのあとでそんなに卑下する必要もないじゃないか」

ブラックタイド「(-_-)」

サンデーサイレンス「顔色が冴えないぞ、どうした」

ブラックタイド「弟がですね」

サンデーサイレンス「ディープが?」

ブラックタイドイギリスのダービーもフランスのダービーも勝っちまいそうなんです。゚(゚´Д`゚)゚。」

サンデーサイレンス「ま、まだわからない」

ブラックタイド「でも本国の2000ギニーをサクソンウォリアーが勝った!! それで親父は本国に招かれて勲章をもらったじゃないか!! ディープと一緒に!!*1 やっぱ弟より優れた兄なんておらんかったんや!!

 

サンデーサイレンス「・・・(;・∀・)ま、ま、兄弟同士仲良くしよう?」

 

エンパイアメーカー「あのぉ」

 

サンデーサイレンス(無視)

 

エンパイアメーカー「きょうのメインの羽田盃、孫のモジアナフレイバーが出るので、よろしくお願いします」

 

エンパイアメーカー 

ファピアノ種牡馬。日本にいた時期がある。ダンスパートナーとの子どもフェデラリストが、JRAで一瞬の輝きを見せるも、宝塚記念で穴人気した挙げ句失速。

孫のモジアナフレイバー(バトルプラン産駒)が、羽田盃に有力馬の一角で出走する。

 

サンデーサイレンス「そんな馬いたか・・・(競馬新聞を見て) ギョッ!! モジアナフレイバーって馬、1着しか取ってねえ!! ピンピンピンピンだ」

 

ミスタープロスペクター「だから無敗の羽田盃馬が爆誕するって言ったじゃんYO!!」

サンデーサイレンス「は、はぁ・・・」

 

「モジアナフレイバーは人気しすぎです、ハセノパイロは人気がなさすぎです」

 

ミスタープロスペクター「WHAT!? 今の声はWHERE!?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴッ

 

『へ、ヘリだ!! ヘリが降りて来るぞ!!』

 

『まるでア◯◯カの軍用ヘリみたいなでかさだー!』

 

颯爽と登場!

 

サンデーサイレンス「え、エーピーインディ、アメ◯カから来たのか」

エーピーインディ「やあ先輩!! 羽田盃は曾孫(ひまご)のハセノパイロが復活することになっているんですよ」

 

エーピーインディ 

シアトルスルー産駒。現役時にベルモントステークスブリーダーズカップなどに優勝した、北米の超一流馬。

彼の一族からは今回、カジノドライヴ産駒が2頭と、パイロ産駒のハセノパイロが出走。

 

サンデーサイレンス「・・・・・・」

ミスタープロスペクター「・・・・・・」

エーピーインディ「・・・・・・」

 

ブラックタイド(メンチ切り合ってるよ、あの御三方)

 

ブラックタイド「やれやれ・・・」

 

そして愚兄はダイ◯モンドターン行きのエレベーターに吸い込まれていった

 

 

*1:当然、この世界観はフィクションです