JRA 1983年の古馬重賞(ダービー卿CT~有馬記念)

 

ダービー卿チャレンジトロフィー テュデナムキング的場均

芝1800で挙行 

旧4歳馬が 8番人気での勝利 2着のホクトフラッグも11番人気で波乱 しかしこれは有馬記念の伏線にすぎなかった

 

愛知杯 アローボヘミアン岩元市三

名前が示す通り 内国産種牡馬の雄 アローエクスプレス産駒

2着のワイドオーも ダービー馬ロングエース産駒で 父内国産馬限定重賞にふさわしい(?)結果になった

 

ステイヤーズステークス ブライトシンボリ(郷原洋行

レコード勝ち 52キロの旧4歳馬 

年明けのダイヤモンドSでも1番人気……だったのだが 故障を発生し競走中止…… おそらく予後不良 なぜ「おそらく」が付くかというと 当時の「優駿」その他公式文書が手元にないから

 

阪神牝馬特別 カルストンテスコ(岩元市三

52キロの最軽量を活かしての勝利か 前走は1300万条件勝ち 重賞は2度目の挑戦だった

翌年も2着で連対

 

CBC賞 ニホンピロウイナー丸山勝秀

芝7ハロンで挙行 勝ち馬は説明不要 ただし鞍上は河内洋ではない なぜだろうと思いググってみたら どうも落馬負傷のため(出典A*1

しかしながら 河内洋は前週の阪神3歳Sをロングハヤブサで勝っている ということは 阪神3歳SとCBC賞の「中間」に落馬負傷したのか? と思い さらに検索を続行したのだが わからない

というわけで 1983年12月に河内洋騎手がどのタイミングで落馬負傷したのか知っている方 コメント欄で教えてください ただしコメントは承認制です

 

阪神大賞典 シンブラウン岩元市三

前年のダービージョッキー岩元は この年の12月絶好調で 重賞を月間3勝

有馬記念の裏番組だったが 旧4歳が1着から3着を独占 なんか去年の3歳世代とダブる(「今年の3歳は強い!」)

ただし 83年の旧4歳世代は ミスターシービーに牡馬三冠をすべて持っていかれた世代 層の厚みは 阪神大賞典表番組で なおさら明らかにされる

 

有馬記念 リードホーユー田原成貴

【主な勝鞍:ゆきやなぎ賞】にすぎなかった馬が、テュデナムキングとともに、旧4歳ワンツー!!

 

ちなみに4着はダイナカール 実は旧4歳でいちばん支持されていたと思われるのはビンゴカンタ単勝2番人気) しかしビンゴカンタは あっけなく12着惨敗

 

そしてリードホーユーは故障を発生し このレースを最後に種牡馬入り……

最強シービー世代の助演俳優たちも 悲喜こもごもであったのだ