土日の盛岡の2重賞
きょうは地方競馬の重賞がない 暇なので土日に行われた盛岡競馬の重賞を調べた 土曜が「すずらん賞」 日曜は芝2400メートルの「せきれい賞」だった
すずらん賞 勝ち馬イーグルカザン
中央時代のイーグルカザンを覚えているひとは比較的多いかもしれない 今年度から岩手に転入してもう9歳になった 名前の通りイーグルカフェ産駒だ イーグルカフェ産駒でそこそこ走ったのがこいつぐらいしか思い浮かばない と思ったらセイカプレスト・ニシノイーグル・アメイジアのことを忘れていた
イーグルカザンは中央では1000万勝ちまでだった
それが転入初戦でいきなり水沢の重賞を勝った そのあと4戦続けて煮え切らないレースが続いていたが今回ついに盛岡の重賞も勝った
イーグルカフェはガルチの仔 ガルチの父はミスタープロスペクター ということはイーグルカフェはミスタープロスペクターの孫である
イーグルカザンの母父はジェネラスである ジェネラスはカーリアン産駒だ ジェネラスはイギリスとアイルランドのダービーやキングジョージを制した名馬 しかし日本で走った子どもの代表馬はエリモハリアーであった
「輸入基礎牝馬」のカナデアンガールは1920年代の馬 相当古い牝系だ 血統表の下の1/4が面白いことになっている
せきれい賞(芝重賞) サンエイゴールド
単勝1.3倍 勝つには勝ったがリザルトを見るに1.3倍の勝ち方ではない
岩手生え抜きの馬 それでいて芝に適性を見せた 今までに盛岡の芝重賞を4つ勝っている 今回は去年のせきれい賞(3着)の雪辱であった 盛岡の芝レースではいつも人気に推されているが裏切りも散見される
母父はBarkerville 聞いたことのない種馬だがミスタープロスペクターの直仔である 南米(というよりもチリ)で血が栄えているようで サンエイゴールドの母ノーチェリンダもチリオークス馬である