クイーンステークス 過去5年の優勝馬
2016 マコトブリジャール
9番人気でしたが、1番人気のシャルールをアタマ差押さえての勝利でした。
父のストーミングホームはMachiavellian産駒でミスタープロスペクターの孫。母父はブライアンズタイム。祖母のビットオブフェイスはアファームド直仔。
福島牝馬ステークスをブービー人気で勝ってここは直行でしたが、なぜか人気せず、福島牝馬ステークス同様シャルールとのワンツーフィニッシュでした。
2015 メイショウスザンナ
メイショウスザンナが勝ったレースというよりも、G1馬のレッドリヴェールが「ここでも負けるのか」と真顔になったレースという印象。
メイショウスザンナはアグネスデジタル産駒。アグネスデジタル産駒・札幌・大物食いといえばブエナビスタに勝ったヤマニンキングリーを連想させますが。母父サンデーサイレンスで綺麗なミスプロ×サンデー配合。
この馬はフラワーカップ2着で賞金を重ねて桜花賞とオークスに出走しています(というか桜花賞で掲示板に乗ってるし)。ジェンティルドンナ世代の脇役が6歳にして復活した格好となりましたが、結果的にこれが最後の勝利。
2014 キャトルフィーユ
なかなか骨っぽい相手を下し、あまつさえレコード勝ちでした。
この馬はレディアルバローザの妹で、エンジェルフェイスの姉。姉妹はキングカメハメハ産駒でしたが、自身はディープインパクト産駒でした。個人的にジェンティルドンナのオークスでエピセアロームとともに激推しして爆死した苦い思い出があります。
名牝ワンフォーローズの父は見慣れない名前ですが、カロの孫です。
北海道の水が合うのか、前年のかもめ島特別(函館)以来の勝利でした。結果的にこれが最後の勝利。
2013&2012 アイムユアーズ
ともに1番人気に応える勝利でした。ただ2013年のほうは少頭数でメンバーがショボかった(函館開催だったのはあまり関係ないと思う)。ジェンティルドンナ世代のサブヒロインといったところでしょうか。
父はファルブラヴです。母のセシルブルースはエルコンドルパサー産駒で、母父がサンデーサイレンス。つまりアイムユアーズにとってサンデーサイレンスは母母父ということになります。そして祖母セシルカットの母があのダイナカール。大変興味深い血統表になっております。
オークスで僅差4着と距離の融通性があって、3歳夏までは非常に堅実な牝馬というイメージでした。そこから4連続で掲示板外でしたが・・・・・・ラストランの札幌記念で4着(極悪馬場でトウケイヘイローが圧勝したレース)。